この記事の目次
夏にペットが亡くなったら|遺体の安置は何日もつ?保冷の方法と注意点
夏場・残暑の時期は、ご遺体の傷みが早く進みます。火葬までの数日間、ご遺体の状態を保つためのポイントは、冷やす場所と冷やし方です。
安置できる日数の目安(夏場)
- 保冷剤のみ: おおむね1日程度
- ドライアイス使用+エアコンの効いた部屋: 2〜3日程度
これらはあくまで目安で、体の大きさ・持病・室温により変わります。夏場はできるだけ1〜2日以内の火葬をご検討ください。日程が延びる場合は、火葬業者に保冷方法をご相談ください(ドライアイスの追加手配に対応する業者もあります)。
保冷の手順
1. 安置場所: エアコンの効いた部屋(できれば20℃前後)・直射日光の当たらない場所に安置します。風がご遺体に直接当たらないようにします
2. 冷やす部位: 傷みは内臓から進むため、頭部よりも「おなか(腹部)」を重点的に冷やします。保冷剤やドライアイスをタオルで包み、腹部・頭部に当てます
3. ドライアイスの扱い: 素手で触らないでください(凍傷の危険があります)。密閉した部屋では使用せず、時々換気してください(二酸化炭素が充満するためです)。スーパーの保冷用では量が足りないため、氷販売店や葬儀業者を通じて入手してください
4. 箱への安置: タオルを敷いた箱や棺に寝かせ、体の下にペットシーツを敷いておくと、体液が出た場合にも対応できます
避けるべきこと
- 冷蔵庫・冷凍庫に入れること——ご遺体の状態を大きく損ないます。急速な冷凍・解凍で火葬時のお骨にも影響することがあります
- 保冷剤・ドライアイスを肌に直接当てること——必ずタオルで包んでください
- 密閉袋で覆うこと——湿気がこもり逆効果です
夏場の注意点
- 死後、口・お尻から体液が出やすくなります。ガーゼやペットシーツをこまめに交換してください
- におい・虫が気になる場合は、安置している部屋の窓を閉め、火葬日程を早められないか業者にご相談ください
- 夜間・休日でも受け付けている業者は多くあります([夜間・土日の対応の記事](/column/pet-died-night-weekend)をご覧ください)
火葬の手配はお早めに
夏場は火葬の予約が集中し、希望日時が埋まりやすい時期です。安置を整えたら、早めに[お住まいの都道府県の施設一覧](/)から候補を2〜3件確認しておくことをおすすめします。
まとめ
1. 夏場の安置は、エアコンの効いた部屋でおなかを中心に保冷し、1〜3日が目安です
2. ドライアイスを使う場合は、換気とタオルで包むことを徹底してください
3. 冷蔵庫・冷凍庫には入れないでください
4. 火葬の予約が埋まりやすい季節のため、早めに手配してください
