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ペットが亡くなったら当日に行うこと|安置から火葬の手配までの流れ
大切な家族が亡くなった直後は、何をすべきか判断が難しいものです。当日中に必ず行うべきことは、ご遺体の安置のみです。火葬や供養の方法は、1〜2日かけて落ち着いてお決めいただいて問題ありません。
本記事では、亡くなった直後から火葬の手配までの流れを時系列で解説します。
ステップ1: ご遺体の清拭と安置(最優先)
亡くなってから2〜3時間ほどで死後硬直が始まります。できるだけ早めに、次の手順で安置してください。
1. 体勢の調整——手足をおなかの方へ軽く折りたたみ、寝ているときの自然な姿勢に整えます。硬直が始まってからは無理に動かさないでください
2. 体の清拭——ぬるま湯で湿らせたタオルやガーゼで、体・口元・お尻まわりをやさしく拭きます。体液が出ることがあるため、口元やお尻にガーゼやペットシーツを当てておくと安心です
3. 箱や棺への安置——段ボール箱やペット用の棺にタオルや毛布を敷いて寝かせます
4. 保冷——保冷剤やドライアイスをタオルで包み、頭部とおなかを中心に当てます。エアコンの効いた涼しい部屋(直射日光の当たらない場所)に安置してください
安置できる日数の目安
- 夏場: 保冷剤でおおむね1〜2日、ドライアイス使用で2〜3日程度
- 冬場: 涼しい部屋であれば2〜3日程度
これらはあくまで目安で、体の大きさや室温によって変わります。長く安置したい場合(遠方の家族の帰りを待つ等)は、火葬業者にご相談いただくと、保冷方法の案内を受けられる場合が多くあります。
ステップ2: 火葬方法の決定(当日〜翌日)
ペット火葬には大きく3つの方式があります。
| 方式 | 内容 | 返骨 |
|---|---|---|
| 合同火葬 | 他のご家族のペットと一緒に火葬 | なし(合同供養が多い) |
| 個別火葬(一任) | 1頭ずつ個別に火葬(お任せ) | あり |
| 立会い個別火葬 | 家族が立ち会い、収骨まで行う | あり |
方式を選ぶうえで最も重要なのは、お骨を手元に残したいかどうかです。費用や各方式の詳細は[ペット火葬の費用相場の記事](/column/pet-cremation-cost)で解説しています。
ステップ3: 依頼先の決定と連絡
依頼先は主に3つあります。
- 民間のペット火葬業者・霊園——固定炉のある霊園型と、自宅まで訪問する訪問火葬型があります。個別火葬・返骨・供養まで対応の幅が広いのが特徴です
- 自治体——多くの自治体でもペットの遺体を引き取っていますが、合同での焼却扱いとなり、返骨できない場合が一般的です。対応は自治体により大きく異なるため、希望する場合は事前にお住まいの自治体へ確認してください
- 動物病院——病院で亡くなった場合は、提携する火葬業者を紹介してもらえる場合があります
業者へ連絡する前に、①火葬方式の希望 ②立会いの希望 ③予算 ④希望日の4点を整理しておくと、円滑に相談できます。
当サイトでは全国の火葬・霊園施設を地域別に掲載しています。[お住まいの都道府県から施設を探す](/)ことができ、各施設の対応内容・プラン・口コミ評点を確認できます。
当日中に行う必要のないこと
- 犬の死亡届——狂犬病予防法に基づく届出の期限は「死亡から30日以内」です。当日に役所へ行く必要はありません。詳しくは[犬の死亡届の記事](/column/dog-death-notification)をご覧ください
- お墓・供養方法の決定——遺骨は自宅で安置(手元供養)したまま、納骨や散骨を検討できます
- 遺品の整理——気持ちの整理がつくまで、急ぐ必要はありません
深夜や休日に亡くなった場合
夜間・土日でも電話を受け付けている火葬業者は多くあります。ただし、24時間受付と24時間火葬は異なります。まずは安置を整え、翌朝に連絡しても問題ありません。詳しくは[夜間・土日に亡くなった場合の記事](/column/pet-died-night-weekend)で解説しています。
まとめ
1. 当日に必ず行うのは、体を清め、保冷し、安置することです
2. 火葬方式(合同/個別/立会い)は、返骨の希望にもとづいて選びます
3. 業者は対応内容と口コミを比較して選びます(当サイトの施設一覧をご活用ください)
4. 犬の死亡届の期限は30日以内です
安置を整えれば、火葬の方法を検討する時間を確保できます。落ち着いて、ご納得のいくお見送りをなさってください。
