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犬の火葬はどこでできる?火葬場の探し方と体重別の費用|121社の公表料金を集計

犬の火葬はどこでできる?火葬場の探し方と体重別の費用|121社の公表料金を集計

犬の火葬ができる場所は、ペット霊園などの火葬施設・訪問火葬車・自治体の3つです。当サイト掲載899社のうち671社が自社の火葬施設を持ち、107社は施設を持たない訪問専門でした。費用は体重区分で大きく変わり、同じ業者・同じ方式でも小型犬から大型犬で中央値1.8倍。121社の公表料金を体重別・方式別に集計しました。

2026年9月30日

犬の火葬はどこでできる?火葬場の探し方と体重別の費用

犬の火葬ができる場所は、大きく3つあります。

1. ペット霊園・動物斎場(火葬施設)に連れて行く

2. 訪問火葬車に自宅まで来てもらう

3. お住まいの市区町村に依頼する

当サイトが掲載している899社を実際に数えると、671社が自社の火葬施設(霊園・斎場)を持ち、162社が訪問火葬車に対応、うち107社は施設を持たない訪問専門でした。同じ「ペット火葬業者」でも、連れて行く形か来てもらう形かが最初から違うということです。

そしてもう一つ、犬で必ず効いてくるのが体重です。同じ業者・同じ火葬方式でも、小型犬と大型犬では料金が中央値で1.8倍変わっていました(後述)。猫とはここが大きく違います。

1. 犬の火葬場(ペット霊園・動物斎場)を探す

「犬の火葬場」で探す場合、行き先は民間のペット霊園・動物斎場が中心になります。人の火葬場のように自治体が各地に整備しているものではなく、民間の事業者が運営している施設です。

当サイト掲載899社の内訳は次のとおりです。

事業形態社数特徴
火葬施設(霊園・斎場)を持つ671社連れて行く形。納骨堂・墓地を併設していることが多い
うち訪問火葬にも対応55社施設と訪問車の両方を運用している
施設を持たない訪問専門107社自宅前まで火葬車が来る形
自宅までお迎えに対応163社施設で火葬するが、ご遺体は引き取りに来てくれる

掲載業者は47都道府県すべてにあります(最多は東京都75社、次いで神奈川県43社・埼玉県40社・千葉県33社。最少は福井県・秋田県の各10社)。まずは[エリア別の施設一覧](/area/)から、お住まいの地域にある施設を確認してください。

施設に連れて行く場合、移動はご家族の車が基本です。 公共交通機関ではご遺体を運びにくいため、車の手配が難しいときは「お迎え対応の業者(163社)」か「訪問火葬(162社)」を選ぶことになります。

2. 訪問火葬車という選択肢

訪問火葬は、火葬炉を積んだ車が自宅前まで来る方式です。移動の負担がないこと、夜間・早朝に対応する業者があること(24時間受付は98社)が利点です。

一方で、駐車スペースの確保や近隣への配慮が必要になります。仕組みと確認点は[訪問ペット火葬とは?](/column/pet-visiting-cremation/)にまとめています。

大型犬の場合は特に、訪問火葬車で対応できる体重の上限を事前に確認してください。 車載炉にはサイズの制約があり、体重区分の上限を超えると受けられないことがあります。

3. 自治体(市区町村)に依頼する

市区町村でもペットの火葬・引き取りを受け付けている場合があります。民間より安いことが一般的ですが、扱いは自治体によってかなり違います。

  • 返骨できる自治体と、できない自治体があります
  • 合同処理のみで、個別火葬に対応していない場合があります
  • 大型犬は重量の関係で条件が変わることがあります

金額だけで決める前に、お住まいの市区町村の公式サイトで「犬 火葬」「動物 死体 引取」を確認してください。返骨を希望する場合は特に、事前確認が必要です。

なお、犬は死亡後30日以内に市区町村への死亡届が必要です(狂犬病予防法)。火葬とは別の手続きなので、忘れずに行ってください。詳しくは[犬が死んだときの死亡届](/column/dog-death-notification/)をご覧ください。

犬の火葬費用|体重区分別・方式別の実額(121社集計)

ここからが費用です。当サイト掲載899社のうち、犬の火葬料金を公式サイトで公表していたのは121社でした。その実額を、体重区分と火葬方式で分けて集計しています。

小型犬(おおむね10kgまで/猫と同一区分のことが多い)

火葬の方式公表社数中央値実際の幅
合同火葬(返骨なし)56社15,000円3,000円〜28,000円
個別火葬・一任(返骨あり)88社22,000円2,300円〜43,560円
立会い個別火葬(返骨あり)81社28,000円5,500円〜63,360円

中型犬(おおむね10〜20kg)

火葬の方式公表社数中央値実際の幅
合同火葬52社22,000円12,000円〜38,000円
個別火葬・一任73社32,000円25,000円〜50,160円
立会い個別火葬64社38,000円25,000円〜72,600円

大型犬(おおむね20〜40kg)

火葬の方式公表社数中央値実際の幅
合同火葬49社30,000円18,000円〜59,400円
個別火葬・一任73社42,000円29,700円〜70,000円
立会い個別火葬64社48,000円35,000円〜99,500円

超大型犬(おおむね40kg超)

火葬の方式公表社数中央値実際の幅
合同火葬6社42,350円38,000円〜66,000円
個別火葬・一任13社49,500円30,000円〜99,000円
立会い個別火葬12社64,350円40,000円〜156,000円

超大型犬は、そもそも区分を設けている業者が極端に少ない点に注目してください。小型犬の料金を公表していた業者は80社前後あるのに対し、超大型犬は10社前後しかありません。セントバーナードやグレートデーンなど40kgを大きく超える犬種では、料金以前に受け入れ可否を電話で確認するところから始めたほうが確実です。

体重が上がると、同じ業者でも中央値1.8倍

ここが犬でいちばん効く部分です。同じ業者・同じ火葬方式で小型犬と大型犬の両方の料金を公表していた180件を比べると、

  • 大型犬 ÷ 小型犬 = 中央値1.8倍(1.13倍〜3.21倍)

でした。業者を替えて節約するより、自分の犬がどの体重区分に入るかを正確に把握するほうが、金額の見通しがはっきりします。

方式による差も同時に効きます。大型犬で合同火葬と立会い火葬の両方を公表していた39社では、立会い ÷ 合同 = 中央値1.57倍でした。

つまり、大型犬で立会い火葬を希望する場合は、小型犬の合同火葬の3倍前後を見ておくと現実的です。実額で言えば、小型犬の合同15,000円に対して大型犬の立会いは48,000円が中央値です。

なお、小型犬・中型犬・大型犬の3区分すべてを公表していた業者は、個別火葬で69社でした。体重区分を細かく公表している業者ほど、見積もりの前段階で金額を比べやすくなります。

体重区分は「予約時に必ず伝える」

体重区分は業者ごとに刻みが違います。「10kgまで」「12kgまで」「15kgまで」と境目がずれるため、同じ犬でも業者によって入る区分が変わります。

  • 境目ぴったり(10kg前後、20kg前後)の場合は、どちらの区分になるか確認する
  • 当日の実測で区分が上がり、差額が発生することがある
  • 短頭種や胴長など、体重と体格が一致しない犬種は特に確認する

予約の電話で体重を伝え、該当区分と総額を聞いておくのがいちばん確実です。

4つの方式のどれを選ぶか

方式返骨立会い向いている場合
合同火葬できないできない費用を抑えたい/霊園での合同供養を希望する
個別火葬(一任)できるできない遺骨は残したいが、立ち会うのが難しい
立会い個別火葬できるできる最後まで見送りたい/自分でお骨上げをしたい
訪問火葬(移動火葬車)業者によるできる自宅から動かしたくない/夜間・早朝に対応してほしい

返骨を希望するなら、合同火葬は選べません。 他の子と一緒に火葬するため、遺骨を分けられないからです。後から変更することはできないので、申し込み前に決めてください。お骨が残るかどうかは[ペット火葬でお骨は残る?](/column/pet-cremation-bones/)で解説しています。

猫の料金を探している方は[猫の火葬費用はいくら?](/column/cat-cremation/)をご覧ください。猫は小型犬と同一区分にまとめられることが多く、体重の刻みの影響を受けにくい点が犬と違います。

亡くなった直後にやること

火葬場を探す前に、まずご遺体の状態を保つ対応が必要です。

1. 体を清め、手足を自然な姿勢に整える(死後2時間ほどで硬直が始まります)

2. 保冷剤や氷をお腹まわりを中心に当て、涼しい部屋に安置する

3. 火葬業者を探して連絡する(24時間受付は98社)

大型犬は体が大きいぶん、安置にも人手とスペースが要ります。 防水シートやペットシーツを敷き、体液が出た場合に備えてください。ひとりで動かすのが難しい場合は、お迎え対応または訪問火葬の業者を選ぶほうが安全です。

詳しい手順は[ペットが亡くなったら当日やること](/column/pet-died-what-to-do/)、夏場の安置は[夏にペットが亡くなったら](/column/pet-body-care-summer/)、夜間・土日は[夜間・土日に亡くなったら](/column/pet-died-night-weekend/)をご覧ください。棺に入れられるものは[こちら](/column/pet-cremation-coffin-items/)にまとめています。金属製の首輪やリードは入れられないことが多いです。

申し込み前に確認したい6つのこと

1. 総額はいくらか — 骨壺代・出張費・深夜早朝の割増が別途かかることがあります

2. 体重区分はどれに該当するか — 予約時に体重を伝えて確認する

3. 返骨されるか — 方式とあわせて明確に

4. 大型犬・超大型犬の受け入れ可否 — 特に訪問火葬車は上限がある

5. キャンセル料の有無 — 公式サイトに記載がない業者が多いので口頭でも確認を

6. 許認可の掲載があるか — [信頼できる業者の選び方](/column/how-to-choose-provider/)にチェック項目をまとめています

まとめ

  • 犬の火葬ができる場所は火葬施設(671社)・訪問火葬車(162社)・自治体の3つ
  • 掲載899社は47都道府県すべてにあり、[エリア別一覧](/area/)から探せる
  • 犬の火葬料金を公表していたのは899社中121社。中央値は小型犬の合同15,000円〜超大型犬の立会い64,350円
  • 同じ業者・同じ方式でも、小型犬→大型犬で中央値1.8倍。業者選びより体重区分の確認が先
  • 超大型犬(40kg超)は区分を持つ業者が10社前後しかない。受け入れ可否から確認する
  • 犬は死亡後30日以内に市区町村へ死亡届が必要([詳細](/column/dog-death-notification/))

火葬後の供養は[ペットの遺骨はどう供養する?](/column/pet-kuyou-methods/)、納骨費用は[ペットの納骨にかかる費用](/column/pet-noukotsu-cost/)をご覧ください。

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集計方法について:本記事の金額は、当サイトが掲載している899社のうち、公式サイトで犬の火葬料金を公表していた121社の実額を集計したものです(2026年9月30日時点)。各社の体重区分表記を小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬に分類し、同一業者・同一方式で複数の記載がある場合は下限額を採用しています。複数社で金額が完全に一致するテンプレート的な記載になっていた748社は、実際の公表額と確認できないため集計から除外しています。事業形態の社数(火葬施設671社・訪問火葬162社など)は掲載899社全体の集計です。料金は改定されることがあるため、申し込み前に必ず各業者の公式サイト・見積もりでご確認ください。

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