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猫の火葬費用はいくら?116社の公表料金を集計
結論から言うと、「猫の火葬はいくら」という一本の相場はありません。 当サイトが掲載している899社のうち、猫の火葬料金を公式サイトで公表していたのは116社(13%)で、その実額は5,500円から93,500円まで開いていました。
よそでよく見かける「猫の火葬は2万円前後」という数字は、幅の真ん中あたりを切り取ったものです。実際にはどの方式を選ぶかとどの業者を選ぶかで、同じ猫でも数万円変わります。
掲載116社の公表料金(実額集計)
当サイトが収録している業者の公式料金から、猫(小型犬と同区分)の金額を方式別に集計しました。
| 火葬の方式 | 公表していた社数 | 下限額の中央値 | 実際の幅 |
|---|---|---|---|
| 合同火葬(返骨なし) | 56社 | 15,000円 | 1,100円〜28,000円 |
| 個別火葬・一任(返骨あり) | 88社 | 22,000円 | 2,300円〜45,100円 |
| 立会い個別火葬(返骨あり) | 81社 | 30,000円 | 5,500円〜93,500円 |
※2026年9月24日集計。当サイトが各社公式サイトで確認した公表額のみを対象とし、複数社で金額がまったく同一のテンプレート的な記載になっていた748社は集計から除外しています(実際に確認できた金額だけで集計するためです)。訪問火葬(移動火葬車)は猫の金額を公表していた社が1社のみで、母数が足りないため数値は出していません。
立会い火葬の分布をもう少し細かく見ると、4社に1社は25,000円以下、4社に1社は35,000円以上でした。中央値の30,000円だけを見て予算を組むと、上振れ側では倍近くかかることになります。
同じ業者の中でも、方式を変えると1.4〜4.2倍変わる
ここが「相場」では見えない部分です。合同火葬と立会い火葬の両方を公表していた42社について、同じ業者の中での倍率を出しました。
- 立会い火葬 ÷ 合同火葬 = 中央値1.9倍(1.3倍〜4.2倍)
- 個別火葬(一任)÷ 合同火葬 = 中央値1.4倍(49社)
実例を挙げると、合同22,000円に対して立会い93,500円(4.2倍)、合同11,000円に対して立会い40,000円(3.6倍)という業者があります。
つまり業者を比べる前に、まず方式を決めたほうが金額はコントロールしやすいということです。「安い業者を探す」より「返骨が必要かどうかを決める」ほうが、金額への影響が大きい場面があります。
猫の料金区分は「小型犬と同じ」になることが多い
ペット火葬の料金は体重区分制がほとんどですが、猫は成猫でおおむね3〜5kgに収まるため、多くの業者で「猫・小型犬」という同一区分にまとめられています。実際、今回集計した料金表でも区分名の大半が「小型犬・猫」「猫・小型犬」でした。
ここから2つのことが言えます。
- 体重による刻みの影響を受けにくい(犬のように小型・中型・大型で大きく変わる構造になりにくい)
- 一方で、大きめの猫(6kg以上)は次の区分に上がることがあるので、予約時に体重を伝えて区分を確認しておくと安心です
「小動物一律」の設定をしている業者では、うさぎ・ハムスターと同じ枠で受けてもらえる場合もあります([うさぎの火葬](/column/rabbit-cremation/)・[ハムスターの火葬](/column/hamster-cremation/))。
4つの方式のどれを選ぶか
| 方式 | 返骨 | 立会い | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| 合同火葬 | できない | できない | 費用を抑えたい/霊園での合同供養を希望する |
| 個別火葬(一任) | できる | できない | 遺骨は残したいが、立ち会うのが難しい |
| 立会い個別火葬 | できる | できる | 最後まで見送りたい/自分でお骨上げをしたい |
| 訪問火葬(移動火葬車) | 業者による | できる | 自宅から動かしたくない/夜間・早朝に対応してほしい |
返骨を希望するなら、合同火葬は選べません。 他の子と一緒に火葬するため、遺骨を分けられないからです。ここを後から変更することはできないので、申し込み前に決めておいてください。お骨が残るかどうかは[ペット火葬でお骨は残る?](/column/pet-cremation-bones/)で詳しく解説しています。
訪問火葬の仕組みは[訪問ペット火葬とは?](/column/pet-visiting-cremation/)にまとめています。
亡くなった直後にやること
費用を調べる前に、まずご遺体の状態を保つ対応が必要です。
1. 体を清め、手足を自然な姿勢に整える(死後2時間ほどで硬直が始まります)
2. 保冷剤や氷をお腹まわりを中心に当て、涼しい部屋に安置する
3. 業者を探して連絡する(24時間受付の業者もあります)
詳しい手順は[ペットが亡くなったら当日やること](/column/pet-died-what-to-do/)、夏場の安置は[夏にペットが亡くなったら](/column/pet-body-care-summer/)、夜間・土日は[夜間・土日に亡くなったら](/column/pet-died-night-weekend/)をご覧ください。
棺に入れられるもの・入れられないものは[こちら](/column/pet-cremation-coffin-items/)にまとめています。金属製の首輪や燃えにくいおもちゃは入れられないことが多いです。
自治体の火葬という選択肢
市区町村でもペットの火葬を受け付けている場合があり、民間業者より安いことが一般的です。ただし扱いは自治体によってかなり違います。
- 返骨できる自治体と、できない自治体があります
- 合同処理のみで、個別の火葬に対応していない場合があります
- 窓口や受付時間が限られていることが多いです
金額だけで決める前に、お住まいの市区町村の公式サイトで「ペット 火葬」を確認してください。返骨を希望する場合は特に、事前確認が必要です。
申し込み前に確認したい5つのこと
1. 総額はいくらか — 骨壺代・出張費・深夜早朝の割増が別途かかることがあります
2. 返骨されるか — 方式と合わせて明確に
3. 体重区分はどれに該当するか — 予約時に体重を伝える
4. キャンセル料の有無 — 公式サイトに記載がない業者が多いので、口頭でも確認を
5. 許認可の掲載があるか — [信頼できる業者の選び方](/column/how-to-choose-provider/)にチェック項目をまとめています
まとめ
- 猫の火葬費用に一本の相場はない。当サイト掲載116社の公表額は5,500円〜93,500円
- 実額の中央値は合同15,000円/個別(一任)22,000円/立会い30,000円
- 同じ業者でも方式を変えると中央値1.9倍変わる。業者選びより先に方式を決めるほうが影響が大きい
- 猫は小型犬と同一区分にまとめられることが多く、体重の刻みの影響は受けにくい
- 料金を公表しているのは899社中116社(13%)。公表がない業者は、見積もり時に総額を書面で確認する
火葬後の供養については[ペットの遺骨はどう供養する?](/column/pet-kuyou-methods/)、納骨の費用は[ペットの納骨にかかる費用](/column/pet-noukotsu-cost/)をご覧ください。お住まいの地域の業者は[エリア別の施設一覧](/area/)から探せます。
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集計方法について:本記事の金額は、当サイトが掲載している899社のうち、公式サイトで猫(小型犬と同区分)の火葬料金を公表していた116社の実額を集計したものです(2026年9月24日時点)。複数社で金額が完全に一致するテンプレート的な記載になっていた748社は、実際の公表額と確認できないため集計から除外しています。料金は改定されることがあるため、申し込み前に必ず各業者の公式サイト・見積もりでご確認ください。
